今日の講義は午後からで、昼ごはんは大学に来る途中で済ませてきてしまったから、購買でホットミルクティーのペットボトルだけを買って、は学舎に入った。山の上の大学の、冬の寒さはなかなか厳しい。それでも一、二年生のころは安物でもかわいい化繊のコートを羽織ってショートパンツに生足出したりしていたのだが、今はもうバイト代を溜めて買った本物のダウンの詰まったコートが手放せない。タイツも常に八十デニール以上のものでないと、足が冷えて仕方がない。
 やっぱ歳かしら、とか思いながら掲示板を確認、こんなに寒い中わざわざ来てやったのに休講だったらあの教授マジ締めると思った(実際そういうことが数回あったのだ)けれど無事講義は行われることを確認してから大教室へ。効きすぎな気がする暖房にとりあえずほっと一息ついたのもつかの間、まだ昼休みである大教室の騒がしさに思わず眉をしかめた。昼食をとっている者、おしゃべりに花を咲かしている者、時折聞こえる大爆笑、正直言って全てが五月蠅い。
 比較的人口密度の少ない後ろの方の隅の席に陣取ってコートを脱ぐと、は鞄から携帯を取り出し、ぐるぐると巻きつけているイヤホンを解いて両耳に突っ込んだ。
 携帯に入れている音楽からお気に入りのものを選んで再生、ついでにメールチェックをしてみるが新着メールはなし、ちなみに着信もなし。
 わかってたけど、そう思いながら携帯は机の上に置いて、ぼんやりと頬杖をついた。彼は元々、こまめに連絡をとるような人物ではない。
 耳元から、ポップでご機嫌な音楽ときらきらした女の子の歌声。
 視界いっぱいに、楽しそうに笑う学生たち。
 自分もつい二、三年前まではあちら側だったのに。不思議な気分だ。切ないような、寂しいような。
 はもう四年生である。卒論はもうすでにほとんど書き上がっているし、本来ならこんな大教室で行われるような講義とはもうとっくにオサラバなのだが、オサラバできなかったのはひとえに単位が足りないからだ。
 同じく単位の足りていない友人と調べた結果、「出席さえすれば確実に単位をもらえる」という噂を信じてこの講義を選択した。もちろん、四年生でこの場にいるのはと、今日はまだ来ていないらしいその友人くらいのものである。
 なんとなく手持無沙汰で、鞄から手鏡を取り出した。二つ折りのそれを開くと、蓋の裏の隅に一枚のプリクラ。満面の笑みできめているの隣で直立不動、まるで証明写真かという生真面目な面持ちで映っているのが、ふたつ年下の彼氏だ。あまりに真面目な表情だったから落書きするのも気が引けて、背景すら変えずにそのままにしたから、本当に証明写真みたいだと思う。
 それでも、今年の夏に慣れていないからと乗り気ではなかった彼氏を、多少無理やり引き込んで撮ったそのプリクラを見るだけで、は上機嫌になる。
 鏡に映る自分の顔を確認する。アイメイク良し、マスカラ崩れ無し、鼻のテカリ無し、おニューのチークはなかなかいい色、リップはさっき塗り直したところ。就活前はピンクベージュに染めてくるくる巻いていた髪は、就活が終わった今も黒染めのままにしている。その方が彼氏受けが良かったからだ。おかげで最近は髪を巻いたりアレンジすることより、毛先のケアに力を入れている。鏡をずらして髪の毛を映す、キューティクル良し。ついでに少し鏡を遠ざけると、昨日買ったばかりの淡いグレーのニットワンピが映った。シンプルな形ではあるが、ポイントはこの大きく開いた襟ぐりである。肩が落ちるぎりぎりのラインで、鎖骨はばっちり見える。うん、我ながら可愛い。華奢なピンクゴールドのハートのネックレスは雑貨屋で六百円で買ったものだ。とてもそうは見えないところがお気に入りである。
 満足してぱたりと鏡を閉じたところで、眼の前に友人の顔があって驚いた。
「!?」
 前の席に座ってこちらに身体を向けて、ひらひらと手を振る友人が何か言っている。
「何?」
 という自分の声も聞こえなくて漸く気が付いた。携帯の音楽プレーヤーを結構な大音量にしているから外の音が聞こえないのだ。そもそも外の五月蠅さを聞かないために聴きはじめたものだから。
 イヤホンのコードを引っ張って耳から引っこ抜くと、周りの喧しい話声に混じって、
「よーやく気づいてくれた!ほんとって音楽聞いてると他聞かないよねぇ」
 友人が眉を下げて笑う。
「だってあんたみたいのが五月蠅いんだもん」
 携帯を操作して音楽を止めながら、は半眼で前田慶次という名前のその友人を睨んだ。
「うわいつもながらヒドイなぁ。ねえそれよりさ、何今日デートなの?」
「・・・・・・」
 いつもながら会話の切り替えの早い男だ。
 はもう一度慶次を睨んでから、息を吐いた。
「そうだけど」
「やっぱり?だって今日なんかかわいいもんなぁ」
「慶次に言われてもねぇ」
「えっ何ソレ」
「だってあんた誰にでも言うじゃない、かわいいとかきれいとか」
 慶次の、その大きなガタイの割には童顔な顔がぷうとむくれる。
「えー?別に誰彼かまわず言ってるわけじゃないぜ?かわいいと思った子にしか言わないもん」
 もんってあんたいくつだ。
「・・・・・・、そうやって無駄な愛想振りまいてるから彼女できないんでしょ」
「ちょっとひどいなぁ、自分が円満だからって」
 苦笑してから、こちらの机に肘をついて、慶次が首を傾げた。
「てかさぁ、円満ならいいっちゃぁいいんだけど、実際どうなの彼氏?真田くん、だっけ?経済学部の」
「何が?」
「いや元親がさ、経済じゃん?こないだ久しぶりに会ったから、知ってるか聞いてみたんだけど」
「てか何ひとの交際バラしてんの?」
 嫌そうに言うに、慶次は意に介した風もなくにこりと笑う。
「なんで?隠すようなことじゃないだろ?それで元親がさ、学部でも有名な変わりもんだって言ってたから」
「へー」
 は務めて無感動な様子で相槌を打つ。長曾我部元親、慶次の広く浅い交友関係の中でも割と「親友」に近い間柄の人物だとも一応知っている。たまにこうして、会話に出てくるからだ。そしてそんな顔も知らない友人の友人に今更言われるまでもなく、の彼氏は変わっている。それはもよく理解している。
「誰を呼ぶときだって『殿』付けとか、朝掃除の人より早く教室に来るとか、筆箱の中は全部鉛筆とか、しかも休み時間にカッターで削ってるとか、法学部の伊達と大声で喧嘩してるの見たことあるとか、学長と殴り合ってるの見たことあるとか、まあそれはさすがに噂かもしれないけど」
「・・・・・・体格いいくせに服のセンスがおかしいとかね。冬はまだいいけど夏はほっとくと『誠』とか書いたTシャツ着だすから」
 付け加えるようにが言うと、「それは言わないでやったのに」と慶次が苦笑した。
「誠Tとか、何人だよ?そのうち木刀とか持ち出すんじゃないの」
「刀より槍のほうがいいんだって。さすがにそんなの映画村行ったって売ってないからよかったけど」
「ちょ、まじか!すごいね」
 笑ってから、慶次が真剣な表情を向けた。こいついつもこういう顔してればいいのにかっこいいから、とは思う。言うと調子に乗るから絶対言わないけれど。
「――で、どうなの、実際?だいたいさ、女の子ってみんな年上が好きだろ?もそうだと思ってたんだけど」
 確かに以前、そんなことを慶次に言った気がする。確か二年生のころ、当時付き合ってた同い年の男から手ひどく振られた直後に愚痴ったんだと思う。男はみんなガキだ、次付き合うなら絶対年上にする、そんなことを言った。ちなみにその後付き合ったのはまた同い年の男で、三股をかけられるという修羅場を経験した。男を見る眼がないのだと、も自分で思っていた、今の彼氏と出会うまでは。
 そしての女友達の彼氏たちは軒並み皆年上である。所謂社会人というやつだ。スーツを着た彼とディナーデート、相手はお金を持っているからちょっと高価なところでも連れて行ってもらえる。誕生日やクリスマスなんてそれこそ学生にはなかなか手が出せないようなブランド物がもらえたりもする、そんな話をもよく聞く。
 それを羨ましいとは思わない――というのは、嘘である。
 そりゃあ三十階のパノラマ夜景を見ながら食べられるフレンチをおごってくれる人がいたらいいと思う。ミュウミュウのバッグやジミーチュウのパンプスがただで降ってくるならそれに越したことはない。友達の左手の薬指に光るポンテヴェキオのリングの可愛さったらなかった。
 しかし、それでも。
「でも、幸村くんがいいから」
 慶次が少し、驚いたような顔をした。
「そっか、」
 そう言って、笑う。
「すきなんだね」
「・・・・・・、」
 その言葉に、は一度眼を伏せた。
 好きか嫌いかと聞かれればもちろん好きだ。そうじゃなきゃ付き合ったりしない。
 確かに、初めは。告白されたとき、彼のことは知らなかった。有名なほど変わり者であることも。ただその時彼氏が欲しくて、そして顔が好みだったから、承諾した。
 初めはそんな、不純な動機だったけれど、彼のことを知るうちに、どんどん惹かれて行った。
 誰に対しても折り目正しくきちんとした言葉で話すこと、とても早起きで毎日ランニングをしてから大学に来ていること、筆箱の鉛筆で書く字はが足元にも及ばないくらいきれいで、色分けなんかしなくてもものすごく見やすいノートを作っていること。今年の文化祭のミスターコンテストで優勝した「法学部の伊達くん」とは高校時代からのライバルで、「学長」は幼いころから世話になっている人物で、どちらも彼にとっては欠かせない大切な人で、声が大きくなったり殴り合ったりしているのはすべて彼のただまっすぐな愛情表現なのだ。
 そう、単純にどちらがいいかという話だ。
 高級フレンチより、ミュウミュウのバッグより、ジミーチュウのパンプスより、ポンテヴェキオのリングより、彼がいい。
 あの少し感覚のずれたところがある、誰よりも誠実で、誰よりも優しい、真田幸村という、彼が。
「すきだよ」
 の返事を聞いて、慶次はに、と口角を上げた。
「元親も言ってた、あんなにいい奴はそういないって」
「・・・・・・あんたそれを先に言いなさいよ・・・・・・」
 げんなりしたところでチャイムが鳴った。
 時計を見ると予鈴は聞き逃していたらしく、本鈴だった。いつの間にか学生たちの喧噪はずいぶんと静かになっていた。のんびり屋の教授もそろそろ来るころだ。
「ま、何かあったらいつでも連絡してよ、の電話なら最優先で出るから」
「何言ってんのいーよそんなの、そんなこと言ってるから彼女できないんじゃない」
「ちょっと何回言うのそれ、それに俺に彼女ができようがどうしようがが友達なのは変わらないんだからさぁ」
 可愛くないんだから、とか聞き捨てならないようなことを言って、慶次が前に向き直る。
 その背に向かって、はぽつりと呟いた。
「・・・・・・ありがと」
 付き合いの長いこの友人は、これまで男運に恵まれなかった自分を心配してくれているのだと、も理解はしているのだ、一応。
 その呟きは慶次に届いたのかどうか、慶次が前を向いたまま、ひょいと肩をすくめたのが見えた。










 時計を見る。五時二十分。待ち合わせの十分前だ。だがは早歩きで改札を出た。
 エスカレーターで一階に降りながら、人でごった返す「時計前広場」を見渡す。待ち合わせの定番スポットなので、平日でも夕方以降はいつもとても混むのだ。こうやって上からある程度探さないと、降りてしまってからでは携帯なしではとうてい相手を見つけられない。
 そして彼は、携帯を鳴らしてもかなりの確率で出ない。何故だろうと思って観察していたら、彼は鞄の中の奥深くに携帯を入れているのだと知った。理由を聞いたら、落としてはいけないからと。確かにそれは正論なのだが、そうすると携帯が鳴っても気づかないのは当然である。
 いつもどおり、時計塔の正面に立つ彼の姿が見えた。絶対に遅刻しない、彼のいい所のうちのひとつだ。
 エスカレータを降りて、なんとなく歩調を緩めて彼に近づく。走ってしまうとなんだかこちらがものすごく会いたがってるように見える気がして。いや会いたかったのは事実だが、なんとなく気恥ずかしいような気がするのだ。彼よりも自分が年上だから、かもしれない。
 そしていつもどおり、顔の判別がつくくらいまでに近づけば、彼が気が付いて大きく手を振ってくれる。この人混みなら他にもそうして手を振る人がいるからいいが、例え人っ子一人いない場所であっても彼は同じように手を振るのだ。まるで主人を待つ飼い犬の尻尾のようにぶんぶんと。これもなんだか恥ずかしいような気がしつつも、もう慣れた。今ではかわいいとすら思う。
 紺色のコートにジーンズ、スニーカー、首元にはぐるぐると巻いたマフラー。きれいだと評しても差支えないほどに整った顔立ちと相反するように野暮ったい印象がぬぐえない。それもそのはず、あのコートは彼の母校である高校の指定のコートなのだという。つまり制服だ。そんなの卒業した後も着る人がいるとは思わなかった。確かに「まだ着られるから」という彼の言葉通り、しっかりした作りのいいコートなのだけれど。
 こちらは小さく手を振りかえしながら、手の届くところまで近づいた。
殿!」
「ごめんね、幸村くん、待たせたかな」
「いや、俺もいま来たところだ、」
 そう言って、の彼氏、友人の友人である元親が言うところの「学部でも有名な変わり者だけどそういないほどのいい奴」、真田幸村が呆けたように目を丸くした。
 その視線がの顔を見てから足元まで下がって、また上がる。
 見てる見てる、と思いながらはに、と口の端を上げる。
 ダウンコートは前を開けたままにしているので、膝上丈のニットワンピが見えているはずで、足元も今日ばかりはロングブーツを我慢してファー付きのブーティにしたから、黒タイツ越しとはいえ足が見えているわけで。
 そして戻ってきた視線が止まったのはやはり、襟元。コートのおかげで鎖骨はぎりぎり見えるか見えないか、こういうぎりぎりなところが男の人は好きなんだよね?
「どうかな、新しい服なんだけど」
 聞いてみると、それだけで幸村の顔が見る間に赤くなっていく。
 なんてかわいいんだろう。
 狙い澄ました角度で首を傾げて見上げると、すでに顔を真っ赤にした幸村が口を開いた。
「そ、その・・・・・・、とても、似合うておる」
「ほんと?よかった」
 幸村にとってはは初めての彼女なのだと聞いた。そもそも彼は女性に対する耐性が極端に少ないようで、付き合ってそろそろ半年になる恋人の反応としては初心すぎるところもあるのだが、はえへへと笑う。何しろ口下手な彼がを褒めてくれることはかなり珍しい。
「どうしよっか、ごはんには早いしこの辺ちょっとぶらつく?」
 「似合っている」の一言で満足したはこの後どうしようかと考え始めたが、幸村の視線は固定されたままだった。
 すなわち、の首元に。
「幸村くん?」
「・・・・・・、」
 おやおや、そんなに鎖骨が気になるのかな、さすが君も男の子だもんねぇ。
 若干おばさんじみた様子でそんなことを考えて、がもう一度首を傾げる。
 だって女の子である。
 女の子は何よりも、褒めてほしいものなのだ。
 ねえ、かわいいでしょ?抱きしめたくなる?こういうの好きだよね?
 ――わたしのこと、すきでしょ?
「その、殿」
「うん、なに?」
 顔を真っ赤にしたまま、幸村が両手を持ち上げた。
 え?ほんとに抱きしめられる?こんな人混みで!?
 一瞬身構えてしまったの目の前で、幸村が自分の首に巻いていたマフラーを乱暴に外した。
「え?」
 ぱちりと瞬きをして動きをとめたの首に、そのマフラーを結構な勢いでぐるぐると巻く。
 気が付けばの首元は、もっさりしたそのあまり冴えないマフラーで埋まってしまった。
「その、・・・・・・女の人が、そのように首を晒していては冷えてしまう」
「・・・・・・へ」
 妙な声が出た。
 は丸く見開いてた眼で幸村のそのまっすぐとこちらを見つめる双眸を受け止めた。
 そして、へにゃりと笑う。
「・・・・・・そっか、そうだね」
 そうでした。
 私の彼氏はそういうひとでした。
「そうだよね」
 やだな、舞い上ってた私、ちょっと、いやかなり恥ずかしいかも。
 えへへと眉を下げて笑う、そのから、幸村が視線を外した。
「・・・・・・それに、殿の首筋など・・・・・・、他の者に見られたくない、ゆえ」
「・・・・・・!」
 がぴんと顔を上げた。
 それって。
 耳まで赤い幸村の横顔を見上げる。
 なんだか胸の奥がきゅうと締め付けられるような感覚。
「そっか、」
 そうでした。
 私の彼氏はそういうひとでした。
「そうだよね」
 は知っている。
 が幸村のことをすきだと思うのと同じくらい、幸村がをすきだと思ってくれていることを。
 ふと、慶次の言葉が頭をよぎった。
 「誰を呼ぶときだって『殿』付けとか」
「ね、幸村くん。そろそろさ、『殿』っていうの、やめない?」
 歩き出しながら、がそう言うのを、漸く赤面の収まりつつある幸村が首を傾げて見下ろす。
「やめるとは」
「だからさ、呼び捨てでいいよ、って。ほら言ってみ?」
「ッ!!」
 収まりつつあった赤面がまた爆発しそうだ。
 驚きの為か立ち止まってしまった幸村が、一度視線を泳がせてから、数歩先で足を止めたに追いつく。
「では、俺のことも呼び捨てにしてくれるか?」
「!」
 今度はが足を止めた。
「・・・・・・、そっか、そうだね」
 えへへと笑って、は言う。
「幸村」
 一瞬、時間が止まったと思った。
「っあーこれ恥ずかしいな!すごい破壊力呼び捨て!でも慣れないとな、慣れないとね、うん、」
 照れ隠しの為に早口でまくしたてるを、少し呆気にとられたように見つめてから、幸村が口を開いた。
「では、
 そう言って、右手が差し出された。
 何だろうと思ってがその手見てから幸村の顔に視線を上げる。
 幸村が、微笑んだ。
「手を、繋ぎたい」
「・・・・・・ッ」
 これは反則だ。
 ここでそんな笑顔が出てくるなんて。
 不覚にも言葉を失ってしまい、おずおずと差し出したの左手を、幸村が取る。
 なんてあたたかい手なんだろう。
 なんだか泣けてきそうになって、それをごまかすために、はすんと鼻を鳴らした。


 そう、単純にどちらがいいかという話だ。
 高級フレンチよりも、ミュウミュウのバッグよりも、ジミーチュウのパンプスよりも、ポンテヴェキオのリングよりも。
 「好きだ」「愛してる」そんな言葉よりも。
  この、手のあたたかさの方が、はいいのだ。

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1万打リクエスト、「お相手は幸村、『supe/rcellの"LOVE&R/OLL"』のイメージで」でした。リクエストをお受けしてからにこにこに聴きに行きましたが、とてもかわいらしい曲です。
ちょっとださくてずれてるけど、世界中のひとを敵に回しても絶対に味方になってくれる、現代幸村はそういう子だと思います。
凪深さま、リクエスト本当にどうもありがとうございました!

material by tiny tot
20121203 シロ(シロソラ)